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水平線を歩く / のせなな

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出兵前夜の青年たちが遺した言葉に、いまを生きる私から返事を綴る——

「彼らの言葉に耳を傾け、いまの目で読み、いまの言葉でこたえること。その対話のなかで、経験していない戦争が、少しずつ「自分のこと」になっていく気がしている。」(「はじめに」より)

14歳の時、知覧の特攻平和会館を訪れてから、戦争体験と記憶の継承をめぐる課題に心を寄せ続けてきた著者・のせなな。第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』への「きわめて個人的な視点」からの応答をとおして、戦争を体験していない世代による「記憶の継承」の新たなアプローチを試みたエッセイ集。

〈目次〉
はじめに
森茂/松永茂雄
板尾興市
「海の向こうの国に行きたいと思った」
杉村裕 
「戦争に行った人にしか分からない地獄がある」
横山末繁
「あんな怖い思いは誰にもさせたらあかん」
「言葉が生まれた文脈までもを理解する」
長谷川信
佐々木八郎
吉村友男
「私はそんな話をずっと聞いていたい」
松永茂雄
平井摂三
上原良司
「今も戦争体験者は増え続けている」
松原成信
おわりに 水平線を歩く

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