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違和感のゆくえ / 認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ(18名)

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「違和感をなかったことにせず、立ちどまって目を凝らしたら、一体何が見えてくるだろう?」

本書は静岡県・浜松市にある障害のある人を核とした文化創造発信拠点「たけし文化センター」で働く、認定NPO法人クリエイティブサポートレッツの職員18名による、働く中で覚えた違和感について各々が綴ったエッセイ集です。

違和感を言語化することはかなりエネルギーがいることだと思っている節がある。それはなんでなんだろうか。

わたしは、はっきりと「違う」と思えたとき、わりに体は素直に反応していると思う。口から「NO」がするりと出てきたり、明らかに嫌な顔(もしくは明らかに無関心な顔)をしたり、話が耳に入ってこないこともある(これは少し怖いけど)考えと反応に時差がないのでストレスも少ない。

そうなると、違和感の「感」に問題が集約していることに気づく。
「感じ」は自分自身でもまだわかっていない、曖昧な中を探っていく行為。ときに思ったよりやわらかい部分をつついてしまい傷つくこともある。どこに転ぶかわからないことだから直感的に怖さが発動して違和感を言語化することに構える癖がついてしまったんだと思います。

この構えがあるので、わたしには18名の迷いや葛藤なんかの心の往復運動が、それはもうものすごいエネルギーの流動に感じました。

果敢にむきあい語りかけてくれるみなさんを勇敢にも思えて、
違和感は、ことが動き出すはじまりだと前向きにとらえたくなりました。

『ある日、それぞれの身体から滲み出た違和感が、じっとりと発酵して、臭い立ち、鼻から入ってきてしまったとして。その臭いがこびりついてしまったとしてどうしましょうか。嗅いだことのない臭いが存在する場所で深呼吸している日はありますか?』

共同編集者の垣花つや子さんは、最後に読者にこう問いを投げかけます。

今年にはいって不定期刊行のフリーペーパー「染みのようなことば」を気の向くまま書いているんですが、これはまさに一瞬の違和感を封じ込めているようなものです。

違和感、発酵して染み出たらやだな...!と怖くなりましたが、不定期でも言葉に一度しておけば、かたちになっているから固形物として眺められるのかも。

衝動的に書いているので、書いて満足して配る意欲がさほど湧かず、つくってもすぐに刷らなくなってしまうことが多いのですが...自分の良いペースでつづけていきたい。

と思いつつきのうちょうど、違和感をゆっくり言葉にして発する機会があって、書くのとはまた違った「確かさ」があったというか、それは自分で納得できる言葉を口にしながら探せるからなのかもしれないし、相手からの反応があることが風通しになってよかったのかもしれません。

みなさんの違和感のお話もぜひ聞かせてください。それがきっとわたしの深呼吸のきっかけになる気がします◎

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