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  • 言葉を失ったあとで / 信田さよ子、上間陽子 著

    ¥1,980

    SOLD OUT

    アディクション・DVの第一人者と、沖縄で若い女性の調査を続ける教育学者。現場に居続ける二人が真剣に、柔らかく、具体的に語る、「聞く」ことの現実。

  • 天才たちの日課 女性編〜自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常〜 / メイソン・カリー著、金原瑞人/石田文子 訳

    ¥1,980

    創作に打ち込むクリエイティブな女性たち143人の、惚れ惚れするほど鮮やかな/とても真似できない(してはいけない)ほどユニークな/頭を抱えてしまうほど並外れた、その苦闘が胸に迫る143通りの驚くべき試行錯誤。 それぞれの人物を特徴づける日々の日課や毎日のスケジュール、「仕事のお供」の嗜好品などはもちろん、創作に適した精神状態の保ち方や、自信がなくなったときの対処の仕方、さらにはいかに自分自身の場所や時間を確保したか、偏見や差別をどう乗り越えたかなど、とても他人事とは思えない切実な状況の数々は現代を生きる私たちにも大きなヒントになるはずです。 窮屈で不自由な枠からはみ出そうと格闘するすべての才能あふれる人々に捧げられた、自由と勇気のための福音の書となる1冊。

  • 日本人が移民だったころ / 寺尾紗穂

    ¥2,090

    日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。沖縄からパラグアイまで開拓地をめぐり、戦争に翻弄された労働者たちの声を拾い集める、聞き書きルポルタージュの決定版。

  • 心の中の台湾を手作りする〜石垣島の台湾系移住民の人類学〜 / 三尾裕子

    ¥770

    見えないけれど、 確かにある――。 石垣島の台湾系移住民の文化と歴史をひもとき、 移民の土着化を深く探る。 本書は「土着化」の視点から、石垣島における台湾系移住民の歴史と文化を掘り下げることで、 彼らが現地の社会に適応しながら自らの文化を持ち込み、新たな文化形態を創り出して根付いていく過程を描く。 また、移住者の信仰や生業を通して、彼らの歴史的意義を浮き彫りにし、華僑研究における新たな考察の一助となることを目指す。 目次 はじめに 第1章 移民の土着化 第2章 石垣島の台湾系移住民の移動と定着 第3章 台湾系移住民の土地公祭祀にみる土着化 おわりに あとがき

  • PLOUGH YARD 517 / 押尾健太郎

    ¥3,850

    2002年、経験を積むためにロンドンに留学していた押尾は、馴染みのパブで風変 わ り な 格 好 の 中 年 男 性 に 出 会 い ま す 。 そ れ が メ ル ヴィン で す 。 離 婚 や ト ラ ブ ル で 財 産 や 住 処 を 失 い 消 沈 し な が ら も 、 奔 放 に 生 き る メ ル ヴィン と の 邂 逅 は 押 尾 の ロ ン ド ン 生 活 に 刺 激 を 与 え 、 彼 と 過 ご し た 日 々 を 押 尾 は 写 真 に お さ め て い き まし た 。 住んでいたキャンピングカーの炎 上 、 ホームレスになっても生命力たくましい日常 、 そして メル ビ ン が ずっと 心 に 留 め て い た ウェー ル ズ の 灯 台 へ のトリップ ... ... 。 ま だ 駆 け 出 し の フ ォト グ ラ フ ァ ー で あ っ た 若 き 日 の 押 尾 が 、 異 国 の 地 で 出 会 っ た メ ル ヴィン と い う 稀 有 な 被 写 体 と 正 面 か ら 向 き 合 い 、 漂 う よ う に 生 き る 彼 の 姿 を 、 ま る で ロードムービーのように切り取っています 。 * 書 名 は 、 メ ル ヴィン が 寝 床 に し て い た 住 所 に 由 来 し て い ま す 。

  • 小山さんノート / 小山さんノートワークショップ

    ¥2,640

    「小山さん」と呼ばれた、ホームレスの女性が遺したノート。 時間の許される限り、私は私自身でありたいーー2013年に亡くなるまで公園で暮らし、膨大な文章を書きつづっていた小山さん。町を歩いて出会う物たち、喫茶店でノートを広げ書く時間、そして、頭のなかの思考や空想。満足していたわけではなくても、小山さんは生きるためにここにいた。 80冊を超えるノートからの抜粋とともに、手書きのノートを8年かけて「文字起こし」したワークショップメンバーによるそれぞれのエッセイも収録。 小山さんノートコヤマサンノート 小山さんノートワークショップコヤマサンノートワークショップ(編) 発行:エトセトラブックス 四六変形判 縦191mm 横131mm 厚さ19mm 重さ 326g 288ページ 並製 価格 2,400 円+税 2,640 円(税込) ISBN978-4-909910-19-6 COPY ISBN 13 9784909910196 COPY ISBN 10h 4-909910-19-0 COPY ISBN 10 4909910190 COPY 出版者記号 909910 COPY CコードC0036 0:一般 0:単行本 36:社会 出版社在庫情報在庫あり 書店発売日 2023年10月30日登録日2023年8月23日最終更新日2024年6月21日 書評掲載情報 2025-03-09 読売新聞 朝刊 評者: 宇田智子(市場の古本屋ウララ) 2024-01-20 朝日新聞 朝刊 評者: 山内マリコ(小説家) 2023-11-25 毎日新聞 朝刊 評者: 花田菜々子(書店員) 重版情報 5刷 出来予定日: 2024-06-20 4刷 出来予定日: 2024-03-25 3刷 出来予定日: 2024-02-06 紹介 「小山さん」と呼ばれた、ホームレスの女性が遺したノート。 時間の許される限り、私は私自身でありたいーー2013年に亡くなるまで公園で暮らし、膨大な文章を書きつづっていた小山さん。町を歩いて出会う物たち、喫茶店でノートを広げ書く時間、そして、頭のなかの思考や空想。満足していたわけではなくても、小山さんは生きるためにここにいた。 80冊を超えるノートからの抜粋とともに、手書きのノートを8年かけて「文字起こし」したワークショップメンバーによるそれぞれのエッセイも収録。 【小山さんのノートより】 働きに行きたくない。仕事がかみあわない。もう誰にも言えない。私は私なりに精いっぱい生きた。(…)私にとって、大事なものは皆、無価値になって押し流されていく。(1991年11月7日) 雨がやんでいたのに、またふってくる。もどろうか。もどるまい。黄色のカサが一本、公園のごみ捨て場に置いてあった。ぬれずにすんだ。ありがとう。今日の光のようだ。(2001年3月18日) 駅近くに、百円ちょうど落ちていた。うれしい。内面で叫ぶ。八十円のコーヒーで二、三時間の夜の時間を保つことができる。ありがとう。イスにすわっていると、痛みがない。ノート、音楽と共にやりきれない淋しさを忘れている。(2001年5月7~8日) 五月二十日、夜九時過ぎ、つかれを回復して夜の森にもどる。 にぎやかな音楽に包まれ、心ゆったりと軽い食事をする。タコ、つけもの、紅のカブ、ビスケット、サラミ少々つまみながら、にぎやかな踊りをながめ、今日も終わる。夜空輝く星を見つめ、新たな意識回復に、十時過ぎまで自由な時間に遊ぶ。合計五百十六円拾う。(2001年5月20日) ほっと一人ゆったりと歩く。のどがかわいた。水かコーヒーを飲みたい。こんな活気のない金曜の夜、三百円もち、何も買えない。人間の人生は生きてる方が不思議なくらいだ。(2001年6月22日) 一体、五十にもなって何をしているんだと、いい年をしてまだ本をもち、売れもしないもの書いて喫茶に通っているのか……と、怒り声が聞こえそうな時、私の体験の上、選んだ生き方だと、私の何ものかが怒る。(2001年6月14日) 私、今日フランスに行ってくるわ。夜の時間をゆっくり使いたいの……。美しい夕陽を見送り、顔が今日の夕陽のように赤く燃えている。(2001年6月27日) 2階カウンターの席にすわり、ノートと向かいあう。まるで飛行機に乗ったような空間。まだ3時過ぎだ。流れるメロディーに支えられ、フランスにいるような気持ちに意識を切り替える。(2002年2月21日) 一時間、何もかも忘れのびのびと終わるまで踊ることができた。明るいライトに照らされた足元に、一本のビンがあった。冷たい酒が二合ばかり入っている。大事にかかえ、夜、野菜と共に夜明けまでゆっくりと飲み、食べる。(2002年9月28日) 五時過ぎ、十八時間の飛行機に乗ったつもりで意識は日本を離れる。外出をやめ、強い風が吹き始めた天空、ゆらゆらゆれる大地、ビニールの音。 (2003年9月7~9日) 目次 「はじめに――小山さんノートとワークショップ」登 久希子 「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ 小山さんノート 序 章 1991年1月5日~2001年1月31日 第1章 2001年2月2日~4月28日 第2章 2001年5月7日~8月21日 第3章 2001年8月22日~2002年1月30日 第4章 「不思議なノート」 2002年9月3日~10月4日 第5章 2002年10月30日~2003年3月16日 第6章 2003年7月3日~2004年10月12日 小山さんノートワークショップエッセイ 「小山さんとノートを通じて出会い直す」吉田亜矢子 「決して自分を明け渡さない小山さん」さこうまさこ 「『ルーラ』と踊ること」花崎 攝 「小山さんの手書きの文字」藤本なほ子 「沈黙しているとみなされる者たちの世界」申 知瑛

  • ホームレス文化 / 小川てつオ

    ¥2,640

    都会の公園の一角、ホームレスの集住地。20年前、そのコミュニティの豊かさに衝撃を受け、自らもテントを建てて暮らし始めた小川てつオ。 以来、排除の圧力や社会の変化をくぐり抜け、隣人たちと織りなす生活をブログ「ホームレス文化」で発信し続けてきました。本書はブログより記事を厳選・再構成し、テント村20年の生活史として世に送るものです。 差別や暴力の標的、一方で支援の対象とだけ見なされるホームレスという存在。しかし、ここには生活があり、「見えない豊かさ」がある! 「存在そのもの」で生きる魅力的な隣人たちとの日常や支え合う知恵が、いきいきとした筆致で描き出されます。公共地に暮らすことで見えてくる、この社会の本質もあぶり出されていく。本書はテント村の物語であると同時に、ホームレスの「地点」から紡ぐ、生きた思想の書でもあるのです。 ——ホームレスの存在こそが、もう一つの世界の始まるべき地点なのだ。 未来はこちらにこそ、ある。 プロローグ 朝起きたら、野イチゴを食べる/テント村にある永遠の相 第1章 2005年11月~2006年10月 よりゴミっぽく!/12月の現状/テント村紳士録/3月の現状/6月の現状/生き生きと揺れ動くテント村/はい、露骨な排除計画です/指定地/移転当日/夜中の神社と99円ショップ 第2章 2006年11月~2008年 新しい村/住民苦情/古老の入院/猫自慢/不思議な石/小屋がなくなった テーマ1 めぐる食べ物 ホタテマン/パン屋さん発見/冬の救世軍/お供え 第3章 2009年~2010年 あけまして/半分、外/限りなく妖精に近いブルー(テント)/M少年遭遇記/魂のスープ/猫が木から降りない/誕生日のつれづれ テーマ2 場所を開く 他人に働きかけてはいけない公園/耕す人/テント村の風景/猫小屋 第4章 2011年 車イスの下の枯れ葉/ある日の会話/地震とテント村/イッツ ア 将棋ワールド/カラス/煩悩の丘 インタビュー「高台の闘いと生活」 テーマ3 襲撃×対話 襲撃あり/ひさしぶりに走った/犬糞爆弾/続・犬糞爆弾 第5章 2012年~2014年 ヤマトは今日も吠える/噂/つくりもの/郵便の思想/階段/雪、落木、雪、落木/カトウさんの幽霊/よっちゃんの死/テントの建て替え/公園のフルーティアン/畏友 テーマ4 少し根を生やす 北さんの小屋づくり/それぞれの木/ダンボールハウスのすきま風/バス停にて 第6章 2015年~2017年6月 炊き出しについて/野宿者茶話会/生活のプレゼント/3人の男の話/元気?/イマジン ノー ポゼッションズ/歌/彼のような人たち/発行部数40/もらい隊出陣/反五輪英会話教室 テーマ5 「私」が働く 本日の仕事/差別とカミングアウト/仕事と当事者 第7章 2017年9月~2021年6月 残念なトマト/豪雨の中/もらい隊の季節/鴨/猫の引っ越し/食料の分配/早起きライター/山ちゃんの死/大容量の焼酎ボトル テーマ6 今ここにある暴力 ネコさんの死/街場の生と死/殴られた件 ドキュメント「ここにいたい」 第8章 2021年12月~2023年 深夜/深夜・再考/ココナッツサブレ/じょうしき/ビンのフタ/ツドエ/猫股 あとがき

  • 「緊迫衣(ストレート・ジャケット)の脱ぎ方」/木川田みり

    ¥800

    生きていれば必ず訪れる、なんらかの緊張、そして圧迫。 両腕を背中側で締め上げられた緊迫衣(ストレート・ジャケット)を着せられているような、あの感じ。 本書は、そんなストレス状態を脱するための手段として、著者が手探りで実践してきた数々の試みをまとめたものです。 instagram 、X: sarasaranokami

  • 「月刊サンダー」/ サンダー&中村

    ¥500

    ぬいぐるみとの日々を新聞にし、2023年5月から毎月発行し続けている。 instagram : hikaru_tougei X:https://x.com/hikaru_tougei

  • 「SPA」/ ルイゾナ

    ¥600

    ルイゾナが訪れた銭湯と、リバーブのかかった音楽を紹介するZINEです instagram : louiszona_

  • 「LSD」/ ルイゾナ

    ¥600

    ルイゾナがゆっくり走ったランニングコースと、スローテンポの音楽を紹介するZINEです instagram : louiszona_

  • 違和感のゆくえ / 認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ(18名)

    ¥1,320

    「違和感をなかったことにせず、立ちどまって目を凝らしたら、一体何が見えてくるだろう?」 本書は静岡県・浜松市にある障害のある人を核とした文化創造発信拠点「たけし文化センター」で働く、認定NPO法人クリエイティブサポートレッツの職員18名による、働く中で覚えた違和感について各々が綴ったエッセイ集です。 違和感を言語化することはかなりエネルギーがいることだと思っている節がある。それはなんでなんだろうか。 わたしは、はっきりと「違う」と思えたとき、わりに体は素直に反応していると思う。口から「NO」がするりと出てきたり、明らかに嫌な顔(もしくは明らかに無関心な顔)をしたり、話が耳に入ってこないこともある(これは少し怖いけど)考えと反応に時差がないのでストレスも少ない。 そうなると、違和感の「感」に問題が集約していることに気づく。 「感じ」は自分自身でもまだわかっていない、曖昧な中を探っていく行為。ときに思ったよりやわらかい部分をつついてしまい傷つくこともある。どこに転ぶかわからないことだから直感的に怖さが発動して違和感を言語化することに構える癖がついてしまったんだと思います。 この構えがあるので、わたしには18名の迷いや葛藤なんかの心の往復運動が、それはもうものすごいエネルギーの流動に感じました。 果敢にむきあい語りかけてくれるみなさんを勇敢にも思えて、 違和感は、ことが動き出すはじまりだと前向きにとらえたくなりました。 『ある日、それぞれの身体から滲み出た違和感が、じっとりと発酵して、臭い立ち、鼻から入ってきてしまったとして。その臭いがこびりついてしまったとしてどうしましょうか。嗅いだことのない臭いが存在する場所で深呼吸している日はありますか?』 共同編集者の垣花つや子さんは、最後に読者にこう問いを投げかけます。 今年にはいって不定期刊行のフリーペーパー「染みのようなことば」を気の向くまま書いているんですが、これはまさに一瞬の違和感を封じ込めているようなものです。 違和感、発酵して染み出たらやだな...!と怖くなりましたが、不定期でも言葉に一度しておけば、かたちになっているから固形物として眺められるのかも。 衝動的に書いているので、書いて満足して配る意欲がさほど湧かず、つくってもすぐに刷らなくなってしまうことが多いのですが...自分の良いペースでつづけていきたい。 と思いつつきのうちょうど、違和感をゆっくり言葉にして発する機会があって、書くのとはまた違った「確かさ」があったというか、それは自分で納得できる言葉を口にしながら探せるからなのかもしれないし、相手からの反応があることが風通しになってよかったのかもしれません。 みなさんの違和感のお話もぜひ聞かせてください。それがきっとわたしの深呼吸のきっかけになる気がします◎

  • 水平線を歩く / のせなな

    ¥1,540

    出兵前夜の青年たちが遺した言葉に、いまを生きる私から返事を綴る—— 「彼らの言葉に耳を傾け、いまの目で読み、いまの言葉でこたえること。その対話のなかで、経験していない戦争が、少しずつ「自分のこと」になっていく気がしている。」(「はじめに」より) 14歳の時、知覧の特攻平和会館を訪れてから、戦争体験と記憶の継承をめぐる課題に心を寄せ続けてきた著者・のせなな。第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』への「きわめて個人的な視点」からの応答をとおして、戦争を体験していない世代による「記憶の継承」の新たなアプローチを試みたエッセイ集。 〈目次〉 はじめに 森茂/松永茂雄 板尾興市 「海の向こうの国に行きたいと思った」 杉村裕  「戦争に行った人にしか分からない地獄がある」 横山末繁 「あんな怖い思いは誰にもさせたらあかん」 「言葉が生まれた文脈までもを理解する」 長谷川信 佐々木八郎 吉村友男 「私はそんな話をずっと聞いていたい」 松永茂雄 平井摂三 上原良司 「今も戦争体験者は増え続けている」 松原成信 おわりに 水平線を歩く

  • とある都市生活者のいちにち / 植本一子

    ¥1,540

    日記ブーム到来!の最中、日記からエッセイに舵を切った植本が、久しぶりに日記本を作りました。 『それはただの偶然』『ここは安心安全な場所』という2冊のエッセイ集を出した、この一年に並走する、制作中の心境を綴った1冊です。2冊のエッセイ集を読んだ方はもちろん、文章を書くこと、本を作ること、都市で暮らす自営業者の謎の生活が気になる方にも、ぜひチェックしていただければと思います。 子どもたちもずいぶん大きくなり、あの頃の状況とは全く変わったけれど、案外こうして日記を書く理由は、あまり変わっていないかもしれない。 もしかしたら本を作りたいけれど、どうしていいかわからない人に向けて、わたしはこんなふうにしているよ、と伝えるため。そして、もし作ること、書くことに躊躇しているなら、あなたにもきっとできるよ、と伝えるため。自分のためであり、同時に誰かのために、という根底の部分は変わらない。 中学生と高校生の娘二人と都市に暮らす、収入の安定しない自営業の写真家。それだけでも一般的と呼ばれる生活とは違う。けれど、普通とはなんだろうとも思う。100人いれば100通りの生活があり、そのどれもがきっと面白さを秘めている。だからわたしはすべての人に日記を、エッセイを、文章を書くことをお勧めしたい。あなたのことはあなたにしか書けないのだから。 (まえがきより) noteで掲載していた2024年10月22日から2025年8月14日までの日記を大幅加筆修正し、創作についての書き下ろしエッセイを挟みました。

  • そいつはほんとに敵なのか / 碇雪恵

    ¥1,870

    SNSを捨て、喧嘩を始めよう。 “合わない人”を遠ざける人生は、心地いいけどつまらない。 もっと沸き立ちたいあなたに送る、現代人必読の〈喧嘩入門エッセイ〉誕生! 駅でキレているおじさん、写真を撮りまくる観光客、理解できない政党と支持者、疎遠になった友だち、時にすれ違う家族や恋人……。 「敵」と決めつけて遠ざけるより、生身の体でかれらと出会い直し、逃げずにコミュニケーションをとりたい。 ZINE『35歳からの反抗期入門』が口コミで大ヒット中の書き手・碇雪恵による、待望の商業デビュー作。 憎みかけた「そいつ」と共に生きていくための思考と実践の記録をまとめた14編を収録。 喧嘩がしたい 純度の高い親切 友情の適正体重 悪意に顔があったーー映画『ルノワール』を観て 反抗期、その後 誰の場所でもない 身内をつくる(ひとりで考えてみた編) 身内をつくる(実践スタート編) 対戦じゃなくて協力モードで ティンプトンから始まるーー映画『ナミビアの砂漠』にみる恋愛と喧嘩 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(準備編) 自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く(実践編) ほんとは敵じゃない 時折自分を引き剥がすーー映画『旅と日々』を観て 碇雪恵 (イカリユキエ) (著) 1983年、北海道札幌市生まれ。出版取次会社や出版社での勤務を経て、現在はフリーランスで執筆や編集を行う。2022年、35歳の時に始めたブログをもとに自主制作した『35歳からの反抗期入門』は、現在までに累計4,000部を発行。ゴールデン街のバー『月に吠える』や中野ブロードウェイの書店『タコシェ』で店番もしている。その他の著書に『本の練習生』(双子のライオン堂)など。

  • 35歳からの反抗期入門 / 碇雪恵

    ¥1,210

    他者との関わり、愛、性、フェミニズム、映画。碇さんが日常で見たもの、読んだもの、起こった出来事から思考し、時には迷いながらも突き進む姿はたくましく、やさしさとユーモアがあふれています。何度読んでも新しい発見や問いがうまれる1冊です◎ 「いつだって、人にやさしくしたり、やさしくされたりしたい。だけど、自分の想像の及ばない価値観を持つ他者に、やさしくなんてできるのだろうか。わたしは誰に対してやさしくしたり、されたりしたいのか。両親や兄弟にやさしくできない代わりに、誰かにやさしくすることで埋め合わせしたいのだろうか。」(本文より) 新しく付箋をした箇所。果てしなく続く「やさしさ」問答の沼に自らハマっていく。。。

  • 土民生活流動体書簡集(二) ケガレ上等ッ! / よしのももこ

    ¥2,200

    SOLD OUT

    土民生活流動体による書簡に加えて、「よしのももこノート」が始まります。内容も厚さもボリュームアップ!前作に引き続きmoineauさんによるとっても素晴らしい装画でお届けいたします。 「バックレるつもりもないのにうっかりバックレ状態になってるプレイヤーのふるまいが公の記録に残ることはほとんどないだろう。たとえ記録の外でその痕跡に出会えたとしても、動きを完コピすることはできないだろう。同じものには決してならない。だけど肝心なのはたぶん同じふるまいをすることじゃない。うっかりバックレ状態になってるプレイヤーが確かにいた、今もいる、ずっといることをわたしが知ってさえいればいい。その声を聞きながら動き続ければいい。」(本文より) *版元ウェブサイトより

  • ジドウケシゴム / よしのももこ

    ¥1,700

    2023年9月に虹ブックスレーベルから『土民生活流動体書簡集(一)バックレ可(笑)』を刊行したよしのももこさんによる1st小説『ジドウケシゴム』。 瀬戸内の島で土と地続きに生きる日々から生まれ出たリズミカルでおとぎ話のような小説です。 芥川賞作家・山下澄人さんによるコメント。 「…ずいぶんわたしたち寄りではあるけれど、わたしたちとは根本的に違うもの、の目線。よしのさんは無謀にもそれをここに書こうと書いた。そもそも人間には不可能なことを、なけなしのそうぞうりょく、だけを道具に言葉にしようとこれを書いた。…」 *版元ウェブサイトより

  • 生まれ変わったら松平健になってサンバで日本を元気にしたい / 眠たい蟹

    ¥800

    『何年ものあいだ書き留めていたTwitterの下書きがXになってしばらく経ったある日、突然消えてしまいました。理由はわかりません。まったくもう。。 この本は 眠たい蟹がいろいろ書き残していたことを記録しておくものです。いつか消えてしまう前に・・・。』(まえがきより) SNSでつぶやいたりつぶやかなかった言葉を集めた「つぶやいたこと・つぶやかなかったこと」、街の気になる写真に一言を添えた 「lovely stories」、2022〜24年の日記の3部構成になっています。ねむ蟹さんのおもしろさ、 キュートさをいろんな角度から発見できる1冊です。 最近のわたしは、「残すこと」に対して億劫になってしまっていて、日記やメモを取ることから離れている日々。会話、対話に重きをおいてるからだと思っていましたけど、忙しさからの言い訳ですね。そんな時だから、日記や記録を「読む」ことも以前よりは時間がかかるようになっていて自然と背を向けがちなっていました。このタイミングで記録にまつわる展示ができたことはラッキーで、ねむ蟹さんの作品を通して、改めて記録するおもしろさを思い出せました。

  • 「たよるからだ / 関係養生記 2024.feb〜2025.jan」/ 野上 麻衣

    ¥990

    SOLD OUT

    あそぶこと、きくこと、あるくこと、つくること。対話を通しての制作、場づくりを行う、まいさん。24年にgoozenで行われた3人展「ロボットの33」で展示された文章をもとに加筆・再構成してこの本が生まれました。 ことばを追いかける速さは読み手の意識の中であるはずなのにゆっくり、からだに染み込ませるように読みたくなるのは、まいさんが日々思考を巡らせている様子がありありと感じ取れるからだと思います。 「かっこつけない。 素直でいる。 そのことをひとりで続けていくのはむずかしくて、私はなかなか器用で簡単に分かったつもりになってしまえる。」(本文より) 頭にも響くようなこの暑さ、文章を読む気になれないなって時は朗読がおすすめです。声を出すと熱が外に出る感じがして気持ちが良いですよ。

  • わたしの現在地(2) ここは安心安全な場所 / 植本一子

    ¥1,650

    「自分自身で生きる」とは、どういうことだろう。馬たちと過ごす静かな時間のなかで、わたしは少しずつ自分を取り戻していった。葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。 偶然のように現れた、ギフトのような人や場所。この出会いがあったからこそ、わたしはひとりで歩き出す準備が整ったのだと思う。(本文より) 「それはただの偶然」からスタートしたエッセイのシリーズ。 今回のテーマは一子さんがここ数年通っている遠野のとある場所と馬について8本のエッセイと詩、フィルムカメラで映された美しい馬の写真がまとめられています。 一子さんの作品を読んだことがある方はまず違いにまず驚きます。 不安さや寂しさを受け入れて、おおらかに構える一子さんの姿勢に思わずこちらも背筋が伸びます。 わたしが一番好きなのが、西村佳哲さんのワークショップに参加したことが書かれている章。日記を書いている一子さんでも、言葉で伝えるということには恐怖心があるんだと共感したのと同時に、 本音を話すのが苦手な自分を認めたいと思いました。 涙を流しながらも徐々に心が解けていく一子さんが羨ましくもあり、かっこよさも感じたのです。 いままで読者として応援していたのが、応援されるなんて。今度はわたしの番だと、勇気づけられました。前向きなのに眩しすぎない、何度も読み返したい作品です。

  • それはただの偶然 / 植本一子

    ¥1,540

    著:植本一子 自主制作 P182 文庫判ソフトカバー 2024年12月刊 苦しい日々でも、書くことは自分をはげましてくれた。2024年夏から秋にかけ、自らの記憶を振り返りながら書いた文章で、自主制作でははじめてのエッセイ集。星がきらきらしている。 【内容】 *著者ウェブサイトより いつか別れる日のために どこまでも一緒に歩いた わたしたち 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 もくじ 一緒に生きていこうぜ 春 小森さんと私 タトゥーを入れる それは愛と呼ばれる何か 新しい友達 高橋さんのこと お葬式のメンバー ねこのきもち 私たちの本当の終わり あとがき 植本一子 出版年表

  • 安全ピン安全じゃない / つかレモン

    ¥600

    つかレモンさんワールドにようこそ!絶妙なイラストにこれまたいい塩梅のあるある一言にくすりとさせられる1冊。ゆるさの中にも新しい視点をいただけるような◎「たたないしゃもじ」と一緒にどうぞ。

  • モチベーション / 蟹の親子

    ¥1,760

    文筆家・蟹の親子の日記集vol.6。シンガポール、イギリス、台灣の旅行記を含む、2023年12月31日から2024年12月31日までの一年間の日記を収録しています。 一生に一度あるかどうかの特別な時間の重なりも、いつかは忘れ、記憶からこぼれ落ちて行きますが、なぜ不完全であったとしても日々の記録を続けるのか、自身のモチベーションを探る一冊。  昨日、椅子や机を出していたのは、やはりお葬式の準備だった。参列者が集まっていた。故人の写真の縁には、白いお花の飾りがついていた。写真の下に「××××〜2024」と書いてある。年が変わって早々に亡くなったことが分かった。  部屋に戻ってシャワーを浴び、ほとんど寝落ちするように、眠った。」 (「シンガポール旅行記」) 「十一時前に発車した高鐵はアヒル小屋やコスモスの咲く小さな庭が見える景色の中を猛スピードで走り、十三時前に次の拠点、南港駅に着いた。  車内では日記を整えて過ごしていた。相変わらず、こんなに大変ならもう日記を書かなくてもいいんじゃないかと、やめたくなる瞬間が訪れる。  けれどその波が過ぎると、この期間に感じたメランコリーな気分を乗りこなし、ただの記録だったものを記憶に結びつけ、そしてこれから胸を張って、あらゆることを忘れてもいい、と思えるようになる。」(「台灣旅行記(前編)」)

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