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モチベーション / 蟹の親子
¥1,760
文筆家・蟹の親子の日記集vol.6。シンガポール、イギリス、台灣の旅行記を含む、2023年12月31日から2024年12月31日までの一年間の日記を収録しています。 一生に一度あるかどうかの特別な時間の重なりも、いつかは忘れ、記憶からこぼれ落ちて行きますが、なぜ不完全であったとしても日々の記録を続けるのか、自身のモチベーションを探る一冊。 昨日、椅子や机を出していたのは、やはりお葬式の準備だった。参列者が集まっていた。故人の写真の縁には、白いお花の飾りがついていた。写真の下に「××××〜2024」と書いてある。年が変わって早々に亡くなったことが分かった。 部屋に戻ってシャワーを浴び、ほとんど寝落ちするように、眠った。」 (「シンガポール旅行記」) 「十一時前に発車した高鐵はアヒル小屋やコスモスの咲く小さな庭が見える景色の中を猛スピードで走り、十三時前に次の拠点、南港駅に着いた。 車内では日記を整えて過ごしていた。相変わらず、こんなに大変ならもう日記を書かなくてもいいんじゃないかと、やめたくなる瞬間が訪れる。 けれどその波が過ぎると、この期間に感じたメランコリーな気分を乗りこなし、ただの記録だったものを記憶に結びつけ、そしてこれから胸を張って、あらゆることを忘れてもいい、と思えるようになる。」(「台灣旅行記(前編)」)
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モンゴルのゲルから / 石戸諒
¥2,200
モンゴルの遊牧民が暮らす「ゲル」からみえる景色、ゲルから始まる旅についての写真と文章をまとめられています。 2022年から毎夏に訪れている遊牧民・オトゴーさんのゲルでの話、モンゴル最西部にある最高峰・フェイトゥンを目指す旅の話、ロシア国境付近に住むトゥバのトナカイ飼難民を訪ねた旅の話の3本立て。 旅といえどもゲルで過ごす時間は生活そのもの。遊牧民の柔軟な生活思考にうっとりしてしまいます。 雄大な景色の写真と、あたたかな人との交流に、読みながら爽やかな風が吹き抜ける、気持ちの良い一冊です◎◎
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ある店員の一日 / ダイ小林
¥1,000
東京・西荻窪にある絵本と雑貨のお店、ウレシカの店主ダイ小林さんによる、日記・妄想・小説のごった煮文章の一冊。店を営んでいる人にしか書けない視点を垣間みれるおもしろさもあり、何気ない日常の大事さ、あったかさに心がじゅわっとなります。不意打ち、不意打ち。 日記ではないもの書いてみたいな〜とふわっと考えていたところだったのでこのごった煮感はおもしろく、ステップとしてありありあり!とっても良い刺激になりました。日記本読むの苦手、気分転換したいなという方にもおすすめです◎◎ サイン付き、初回入荷特別特典として「インドの寝ている犬」ポストカードをランダムで同封します⁂
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COSTARICA / ダイ小林
¥825
東京・西荻窪にある絵本と雑貨の店ウレシカ店主のダイ小林さんが旅先のコスタリカで出会った人々の写真とテキストをまとめたフォトエッセイ集。 初回入荷特典として「CUBA」ポストカードをランダムで同梱致します⁂
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白夜日記 / 図Yカニナ
¥990
『もう閉じていいね? と夫に聞かれ、頷く。スーツケースがひとつずつ、バタン、バタン、と閉じられていく。三つすべてが閉じられると、なんともいえない、抱えきれない喜びが湧いてきて、うっと涙がでた。わたしの人生に、家族で海外旅行に出かける日がやってきた、それも一ヶ月間、それも四ヶ国。わたしはこんなうれしい人生になると思わなかったよ、ありがとう、と夫に言うと、カンナちゃん、まだ家だよ、と言って夫が笑った。』(本文より) 6月、白夜の季節を迎えたフィンランドから、エストニア、ラトビアへ家族4人+ご近所の友人夫妻の不思議な6人旅(の前半)のようすが心情を細やかに盛り込んでまるまる追体験できます▶︎ 前作の「沖縄日記」から旅の日数がパワーアップ!憧れの地へのわくわくした気持ち、親しいといってもやっぱり他人と一緒に生活する時間への不安さ、素直な感動、そのすべてがあっけらかんと綴られているのがおもしろく、その世界観に引き込まれます。 今ごろ北欧の国々はこっくり寒い冬。暖かい部屋で明るくてゆるやかな夏の日に思いを馳せるのも良いですね◎カニナさんの日記の不思議な魅力を存分にご堪能ください!
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沖縄に六日間 / 図Yカニナ
¥990
誕生日記念として2023年1月に家族で訪ねた沖縄での旅行記録。 旅行って異文化体験とか、ものすごいハプニングが起こってそれが思い出になった話、そういうものが書き記されることが多いと思うのですが、カニナさんの旅行は良い塩梅で生活感が香っていてそれがとても、とてもおもしろい。。!日記好きな人にはもちろん、日記?(はてな)という方にぜひ読んでいただきたい1冊です。
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夏の感じ、角の店 / 予感 高橋翼
¥1,320
京王線代田橋駅。各駅停車しか停まらない小さな駅の駅前にある角の店『予感』。 ほとんど週末しか営業していないこの店の店頭にひとりきりで立ちながら思うこと、店の運営にまつわったりまつわらなかったりすることについて記した日記のまとめ。 *6月からの約3か月間つけた、ひと夏の営業日の日記 *旅行中の日記 *あとがきにかえてつけた1日分の日記 サイズ:B6 110ページ *著者インスタグラムより
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それはただの偶然 / 植本一子
¥1,540
著:植本一子 自主制作 P182 文庫判ソフトカバー 2024年12月刊 苦しい日々でも、書くことは自分をはげましてくれた。2024年夏から秋にかけ、自らの記憶を振り返りながら書いた文章で、自主制作でははじめてのエッセイ集。星がきらきらしている。 【内容】 *著者ウェブサイトより いつか別れる日のために どこまでも一緒に歩いた わたしたち 自費出版で初めてエッセイ集を作りました。 今年の春に事件に巻き込まれてしまい、かなり苦しい日々を過ごしてきました。 生きることさえ諦めそうになったけれど、書くことはそんな自分を助けてくれました。 夏から秋にかけて書いた7篇と併せて『文學界』『ベストエッセイ2024』に掲載された1篇、少しの詩を載せています。 また、今回「わたしの現在地」というシリーズ名をつけたので、気長に作り続けていけたらと思っています。 もくじ 一緒に生きていこうぜ 春 小森さんと私 タトゥーを入れる それは愛と呼ばれる何か 新しい友達 高橋さんのこと お葬式のメンバー ねこのきもち 私たちの本当の終わり あとがき 植本一子 出版年表
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増補版 にき 日記ブームとはなんなのか /蟹の親子
¥990
2020年から2024年にかけて「日記ブーム」と称され、日記をつけ始めたり、自分の日記を本にしたりする人がそれ以前に比べて散見されるようになったいま、あらためて「日記」そのものや「自主制作の日記本ブーム」について考える、論考風エッセイです。 著者の蟹の親子さんは東京・下北沢にある「日記屋・月日」で店長をやられていて、現在はディレクターとして携わっていらっしゃいます。販売経験、そして自らも日記の作品を出版されている蟹の親子さん。日記に長く携わっているからこその視点が新鮮でおもしろい1冊。 日記が売られていることを懐疑的に感じていらっしゃる方、今から書きたい、何かしら作ってみたいと思っている方に読んでいただきたいっ。そして日記をすでに書いていて販売しているという方には一歩立ち止まって自身の作品と向き合う良い時間になるかと思います◎
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わたくしがYES / 松橋一郎(少年アヤ)
¥2,200
SOLD OUT
本作は、自身のジェンダーやコンプレックスをめぐる生きづらさと向き合い、エッセイなどでジェンダーレスの思いを発信してきたエッセイスト・少年アヤが、初めて本名の松橋裕一郎として綴った、存在の記録。家族、恋人、介護、戦争、故郷、生と死。祖父が亡くなるまでの一ヶ月間、家族と一緒にご飯を食べ、笑い、泣き、家族で祖父を見送った。家族や恋人、自分自身をとりまくすべてを肯定できるまでの愛情の記録です。 「この本を通じてわたしが書きたかったことは、結局存在についてなのだと思う。存在について。ちいさいけどおおきくて、おおきいけどちいさい、わたしのいのちについて。たった三十四歳のわたしに、そこまで立派なことが書けたとは思えない。だけど、ちょっとでも、わたしは、わたしたちはすごいのだと感じてもらえたのなら、これ以上にしあわせなことはない。」(あとがきより) 「わたくしがYES」が入荷した際、ストーリーズで「アヤちゃんの新刊が〜」と投稿してしまってもう消えてしまったのに本作を読みながらとても後悔。少年アヤのお名前での既刊書も読んでいたので親しみが強く出てしまいました……本名で出版された意味、ご本人の覚悟そう言ったものを汲めていなかったと反省です。でもそんなわたしの反省をよそに、松橋さんはどこまでも正直で、大きくて広くてやわらかい。松橋さんが家族と交わしたことばの数々が、無条件にわたしにも降り注いで思わず涙が出ました。大切なお店で何回でも手に取りたいし、大切なひとに何回でも渡したい。(わたしたちはすごいのだ)と何回でも、そして何人もの人と共有したいと思うのです。表紙に描かれたYESみたくいっぱいに、いっぱいに。
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一日が長いと感じられる日が時々でもあるといい / 小沼理
¥1,980
日記を書くことは、日本で生きているゲイ男性の1人としての「アクティヴィズム」でもあった 人文系ライター・編集者の小沼理さんが、一緒に暮らす同性のパートナーとの日々や、新型コロナウイルス、東京オリンピック、元首相銃撃事件など、著しい社会変化の中で感じた迷い、怒り、喜び、苦しみを綴った3年間の日記をまとめた1冊です。 世の中で起こるニュースともに、たいてい言葉の波が立ち上がります。その波があまりにも大きい時、わたしはすぐに流されそうになってしまう。 小沼さんは自身が何を感じたか、丁寧に向き合い、その考えに至るまでのプロセスも日記の中できちんと伝えてくれます。 はっきりとした意志は伝わってきながらも、文体が柔らかいので押し付けがましさがなく、冷静さをもって自分の思考を広げられる。 (あの時、わたしは何をして、何を思っていたんだっけ)誰もが混沌としていた3年間を今ゆっくりと小沼さんと一緒に振り返ってみませんか。
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みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに / 小沼理
¥1,320
"「今回もだめだった」という経験を繰り返すと、できないとか、自分に向いてないとか思うようになっていく。それは「はじめたからには続けなくちゃ」と思うからであり、世の中的になんとなく継続が美徳っぽい感じになっているからでもあるだろう。でも、そのせいで続かないことに後ろめたさを持ったり、もう一度はじめることに身構えたりしてしまうくらいなら、どんどん適当になったほうがいい。いつでも何回でもやめて、またいつでも何回でもはじめたらいい。" 個人が日記を書き、売る。その行為の先に何があるのか。日記を書くこと、そして売ること。ライター・編集者、小沼理による、日記にまつわるエッセイ集。細長いペーパーバックタイプの判型にこだわった、雑誌『つくづく』が刊行する"つくづくポケットライブラリー"のうちの一冊。 (2023年・つくづく)
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35歳からの反抗期入門 / 碇雪恵
¥1,210
他者との関わり、愛、性、フェミニズム、映画。碇さんが日常で見たもの、読んだもの、起こった出来事から思考し、時には迷いながらも突き進む姿はたくましく、やさしさとユーモアがあふれています。何度読んでも新しい発見や問いがうまれる1冊です◎ 「いつだって、人にやさしくしたり、やさしくされたりしたい。だけど、自分の想像の及ばない価値観を持つ他者に、やさしくなんてできるのだろうか。わたしは誰に対してやさしくしたり、されたりしたいのか。両親や兄弟にやさしくできない代わりに、誰かにやさしくすることで埋め合わせしたいのだろうか。」(本文より) 新しく付箋をした箇所。果てしなく続く「やさしさ」問答の沼に自らハマっていく。。。
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夫婦間における愛の適温 / 向坂くじら
¥1,870
「まずもって、あの夫というやつは臆病すぎる。合理的であるということを隠れ蓑に、ただ予期せぬものの訪れを怖がっているだけ。なんだい、なんだい、びびりやがって。くされチキンがよ。だいたい、すべて計画通りの毎日なんてつまらないじゃないか。(中略)そのくされチキンがある日、なんの前触れもなく急須を一式買って帰ってきた」(本文より) 向坂さんといえば、初小説『いなくなくならなくならないで』が第171回芥川賞候補作品にもなりました。 一番近い他人「夫」との暮らしが詩人ならではのリズミカルで緻密な言葉で綴られた散文集。 夫、友人との距離感、生徒さんとの会話の感じがとても直向きで、なるほどこれが愛かと。 人それぞれ形があるのはもちろんだけど、暮らしのヒントにしたくなる考え方が満載です。
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親友マガジン「カンナちゃんと遊ちゃん」2 / 親友ユニット カンナと遊
¥990
図Yカニナさん(ユニットのときはカンナさん)とイラストなどを手掛けるスイ・スイユーさん(遊ちゃん)による親友マガジン「カンナちゃんと遊ちゃん」。 2019年に出会い、意気投合して親友となった二人が、大人になっても親友ってできるんだ!という発見と喜びを、親友年表/思い出コラム/親友の紹介/親友トーク/交互に描いた親友漫画etc…にしたためた、親友という存在を楽しみ尽くす1冊です。 おふたりが楽しんで作られていることにこの雑誌の存在意義があります。これぞZINE!たまらないですよね。それぞれの想いが過不足なく交信されている様子が、決して当たり前でなく感動するのです。読み終わった後、無性に友達に会いたくなる。これからの出会いにわくわくする◎◎ ※表紙の「カンナちゃんと遊ちゃん」の文字色はランダムでのお届けになります
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サッド・バケーション/飯村大樹
¥990
エッセイ6本と過去の日記を4日分をおさめられた雑文集です。 自身の暴力性とかわいいもの、初めて展示と結婚式をやる意味、生きていると自然に湧いてきてしまう「さみしさ・悲しさ・むなしさ …」の感情についての記録。 鼻の奥がつんとして、自分の中にもあったさみしさ、もろさみたいなものが飯村さんの体験に、言葉に憑依して形取られていく感覚があります。 こんなに自分を曝け出して、文章でしか届けられない声を真摯に綴っているから、おどろくほど心が動く。 飯村さんの言葉を借りれるなら、さみしい気持ちも悪くないかもしれないと思わされる1冊です。 あの人に読んでみてほしいなぁ。そんな風に思う本って大事にしたいものです。