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本作は、自身のジェンダーやコンプレックスをめぐる生きづらさと向き合い、エッセイなどでジェンダーレスの思いを発信してきたエッセイスト・少年アヤが、初めて本名の松橋裕一郎として綴った、存在の記録。家族、恋人、介護、戦争、故郷、生と死。祖父が亡くなるまでの一ヶ月間、家族と一緒にご飯を食べ、笑い、泣き、家族で祖父を見送った。家族や恋人、自分自身をとりまくすべてを肯定できるまでの愛情の記録です。
「この本を通じてわたしが書きたかったことは、結局存在についてなのだと思う。存在について。ちいさいけどおおきくて、おおきいけどちいさい、わたしのいのちについて。たった三十四歳のわたしに、そこまで立派なことが書けたとは思えない。だけど、ちょっとでも、わたしは、わたしたちはすごいのだと感じてもらえたのなら、これ以上にしあわせなことはない。」(あとがきより)
「わたくしがYES」が入荷した際、ストーリーズで「アヤちゃんの新刊が〜」と投稿してしまってもう消えてしまったのに本作を読みながらとても後悔。少年アヤのお名前での既刊書も読んでいたので親しみが強く出てしまいました……本名で出版された意味、ご本人の覚悟そう言ったものを汲めていなかったと反省です。でもそんなわたしの反省をよそに、松橋さんはどこまでも正直で、大きくて広くてやわらかい。松橋さんが家族と交わしたことばの数々が、無条件にわたしにも降り注いで思わず涙が出ました。大切なお店で何回でも手に取りたいし、大切なひとに何回でも渡したい。(わたしたちはすごいのだ)と何回でも、そして何人もの人と共有したいと思うのです。表紙に描かれたYESみたくいっぱいに、いっぱいに。
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