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クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書 / 地下BOOKS 小野寺伝助
¥825
クソみたいな世界だなぁ、クソみたいな自分だなぁ、という日々に。 パンク的価値観による、パンク的読書を。 ◾️著者 小野寺伝助 おのでら・でんすけ|1985年、北海道生まれ。会社員の傍ら、パンク・ハードコアバンドで音楽活動をしつつ、出版レーベル<地下BOOKS>を主宰。 ■掲載タイトル 第1章「はみ出す」 「うらおもて人生録」著:色川武大 「アナキズム・イン・ザ・UK 壊れた英国とパンク保育士奮闘記」著:ブレイディみかこ 「断片的なものの社会学」著:岸政彦 「ガケ書房の頃」著:山下賢二 「エリック・ホッファー自伝 構想された真実 」著:エリック・ホッファー 第2章「D.I.Y精神」 「檀流クッキング」著:檀一雄 「あしたから出版社」著:島田潤一郎 「圏外編集者」著:都築響一 「ゼロからトースターを作ってみた結果」著:トーマス・トウェイツ 「壊れた世界で”グッドライフ”を探して」著:マーク・サンディーン 「夜と霧」著:ヴィクトール・E・フランクル 第3章「NO WAR」 「街場の戦争論」 著:内田樹 「憲法九条を世界遺産に」著:太田光・中沢新一 「ぼくらの民主主義なんだぜ」著:高橋源一郎 「一九八四年」 著:ジョージ・オーウェル 「バカボンのパパと読む「老子」」 著:ドリアン助川 「あの素晴らしき七年」著:エトガル・ケレット 第4章「ローカルとユニティ」 「「消費」をやめる~銭湯経済のすすめ~」著:平川克美 「新宿駅最後の小さなお店ベルク」著:井野朋也 「怪しい交遊録」阿佐田哲也 著 「サードウェーブ・コーヒー読本」 著:茶太郎豆央 「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」著:渡邉 格 第5章「破壊と構築」 「サンショウウオの明るい禅」著:玄侑宗久 「いのちの食べ方」著:森達也 「学校で教えてくれない音楽」著:大友良英 「勉強の哲学~来るべきバカのために~」著:千葉雅也 第6章「衝動と行動」 「快楽主義の哲学」著:澁澤龍彦 「へろへろ」著:鹿子裕文 「生きているのはひまつぶし」著:深沢七郎 「人間滅亡的人生案内」著:深沢七郎 「モモ」著:ミヒャエル・エンデ
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私のアルバイト放浪記 / 鶴崎いづみ
¥2,198
「私にとってアルバイトは、ふだん垣間見ることのない社会のいろんな側面を見学する、フィールドワークのような意味をもっていた。」 美大卒業後、創作活動の傍らおよそ15年もの間、いくつものアルバイトを転々とすること15種以上。ときにエプロンをまとい富裕層のお風呂を磨きあげ、ときに雨合羽をはおり水道メータを検針してまわる。数々の職を通して、虎視眈々とつぶさに社会を観察し続けた著者による、社会観察・ノンフィクション・エッセイ漫画です。 数々の仕事を転々と変わってきたという作者の鶴崎いづみさん。ゆるゆるなタッチがクセになる鶴崎さんの作品。過酷なエピソードを見て(やっぱりどんな仕事も大変だよな〜)と思いきや、「楽な仕事だった」と言って終わっていくエピソードもあったり。鶴崎さんの正直さと飄々とした感じが伝わってきて思わずくすり、笑ってしまいます。 リペアスタッフ、水道検針員、青果部スタッフなど、なんとなく内容がわかりそうな仕事から、頭部モデル、DTPスタッフ、梅調査員なんかも。お仕事選びにもセンスが光るなと興味津々で読みすすめました。こうやっていろんなお仕事があることを知ると、世の中はあらゆる人の働きに支えられているなぁと当たり前のことなんですがしみじみと感じます。そして、鶴崎さん独特のお仕事観というか人生観には、絶妙なやさしさがあり癒されます。秋の夜長に読み耽りたい1冊です。
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贈与をめぐる冒険 新しい社会をつくるには
¥2,090
古典的な贈与の理論をふまえながら、同時に現代社会でおこなわれている贈与の考えを取り入れたさまざまな取り組みを読み解き、 わたしたちがこれからの人間どうしの関係、自然と人間との関係を問い直し、新しい社会をつくるための手がかりを探る1冊です。 贈与とは何かを考え実験を続けることが、わたしたちが求める社会に巡りめぐって繋がっていくのかもしれません。冒険の道が険しいのか、やさしいのかはわからないですが進む価値はありそう。方位磁石的にこの本と共に歩みを進めていきたいですね◎ プロローグ オンラインと格差/混沌とした時代と揺らぐ価値観/贈与の可能性/贈与のいま 第1章 贈与をめぐる日常――プレゼントはなぜうれしいのか 1 あげる人、もらう人 子供と大人の違い/友達どうしの水平な関係 2 贈与とお返し 悩ましいバレンタインデー/お祝いにお返しは不文律 3 贈り物をするわけ 人間関係をつくるための手段/記念日とプレゼントは切り離せない 4 贈与の力学 贈る側がつねに優位/ポトラッチと朝貢貿易/贈与と権力 5 贈与の毒 悪意の贈与もある/無意識にひそむ贈与の毒 第2章 与えられているもの――贈与と他者 1 校 則 校則に反発したくなる理由 2 法 律 一方的に与えられているわけではない/贈与としての憲法/アンガージュマン 3 文 法 自覚しないで従うルール 4 言語のシステム ラング(言語)による支配 5 結婚のシステム 現代に残る慣習/インセスト(近親相姦)はなぜタブーか 6 知 識 他者から与えられるもの/情報・資料・所与/贈与と哲学/他者とのかかわり 第3章 贈与の慣習――贈与と資本主義Ⅰ 1 贈与と社会的慣習 面倒なコミュニケーション/世間と「村八分」 2 贈与と村社会/村社会の掟/商業的交換の功罪 3 資本主義 金がすべて?/贈与につきまとう不平等/広がる格差/「無縁社会」の到来 第4章 新しい贈与のかたち――贈与と資本主義Ⅱ 1 社会保険 セーフティネットの役割/モースの着眼 2 ギフト・エコノミー 「カルマ・キッチン」と贈与の連鎖/ギフト・エコノミーの弱点/クルミドコーヒーによる「ゆっくり、いそげ」の冒険/「消費者的な人格」と「受贈者的な人格」 3 ボランティア ゆるやかな自己贈与/ボランティア精神の根底にあるもの/贈与によるつながり 第5章 自然の贈与――感謝するということ 1 気候変動 加速する温暖化/自然の支配 2 自然の恵み 「生態系サービス」「自然資本」という考え/太陽の贈与/太陽に由来するハロウィンとクリスマス/「いただきます」/草木塔/鯨供養 3 宮沢賢治と自然 「よだか」の苦悩/蝎の願い/狼森と笊森、盗森 エピローグ ブックガイド あとがき
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無口な紳士(ペルー・ワンカイヨー人形 )
¥3,850
ワンカイヨーは標高3300mの高原の街。 文化と商業の中心地で穀倉地域でもあるのでペルーで一番首都リマへ野菜や穀物を供給している街でもあります。 ワンカイヨー人形はもともと子供玩具として作られ、次第に観光客用のお土産品としても販売されるようになりました。 手作り感あふれるフォルムと絶妙な彩色、表情は日本でもファンが多く、染色家の芹沢銈介もコレクションしていたそうです いまでは一家族だけで細々と作っているためなかなか手に入らない貴重なものになっています。 手作り品なのでささくれや色むらも全部まとめて可愛がってくださいまし◎ size ● 役W40 x H150 x D40 mm
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ほほえむご婦人(ペルー・ワンカイヨー人形)
¥3,850
ワンカイヨーは標高3300mの高原の街。 文化と商業の中心地で穀倉地域でもあるのでペルーで一番首都リマへ野菜や穀物を供給している街でもあります。 ワンカイヨー人形はもともと子供玩具として作られ、次第に観光客用のお土産品としても販売されるようになりました。手作り感あふれるフォルムと絶妙な彩色、表情は日本でもファンが多く、染色家の芹沢銈介もコレクションしていたそうです。 いまでは一家族だけで細々と作っているためなかなか手に入らない貴重なものになっています。 手作り品なのでささくれや色むらも全部まとめて可愛がってくださいまし◎ size ● 約50 x 150 x 40 mm
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スタイル抜群リャマ(ペルー・ワンカイヨー人形)
¥3,850
ワンカイヨーは標高3300mの高原の街。 文化と商業の中心地で穀倉地域でもあるのでペルーで一番首都リマへ野菜や穀物を供給している街でもあります。 ワンカイヨー人形はもともと子供玩具として作られ、次第に観光客用のお土産品としても販売されるようになりました。 手作り感あふれるフォルムと絶妙な彩色、表情は日本でもファンが多く、染色家の芹沢銈介もコレクションしていたそうです いまでは一家族だけで細々と作っているためなかなか手に入らない貴重なものになっています。 手作り品なのでささくれや色むらも全部まとめて可愛がってくださいまし◎ size ● 役W30 x H150 x D60 mm
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世界でいちばんやさしい鳥(ペルー・ワンカイヨー人形)
¥3,850
ワンカイヨーは標高3300mの高原の街。 文化と商業の中心地で穀倉地域でもあるのでペルーで一番首都リマへ野菜や穀物を供給している街でもあります。 ワンカイヨー人形はもともと子供玩具として作られ、次第に観光客用のお土産品としても販売されるようになりました。 手作り感あふれるフォルムと絶妙な彩色、表情は日本でもファンが多く、染色家の芹沢銈介もコレクションしていたそうです いまでは一家族だけで細々と作っているためなかなか手に入らない貴重なものになっています。 手作り品なのでささくれや色むらも全部まとめて可愛がってくださいまし◎ size ● 役W75x H150 x D70 mm
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賢いフクロウ(ペルー・ワンカイヨー人形)
¥3,850
ワンカイヨーは標高3300mの高原の街。 文化と商業の中心地で穀倉地域でもあるのでペルーで一番首都リマへ野菜や穀物を供給している街でもあります。 ワンカイヨー人形はもともと子供玩具として作られ、次第に観光客用のお土産品としても販売されるようになりました。 手作り感あふれるフォルムと絶妙な彩色、表情は日本でもファンが多く、染色家の芹沢銈介もコレクションしていたそうです いまでは一家族だけで細々と作っているためなかなか手に入らない貴重なものになっています。 手作り品なのでささくれや色むらも全部まとめて可愛がってくださいまし◎ size ● 役W50 x H150 x D55 mm
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B面の歌を聞けコンビセット
¥1,980
『B面の歌を聞け』はライターで作家、出版レーベル夜学舎を運営する太田さんがワードで作る手作り雑誌。B面とは、グローバル化した社会で資本主義経済の中で消費して経済を回して、お金を使って人や物の移動をよしとする価値観のなかで、いかに消費社会から逃れるかや自分でなんでもやろうとするDIY精神のこと。取材やインタビューを通じ、そのとき気になるテーマについて考え、B面スピリットを忘れず生きるための知恵をシェアしてくださいます。 2号まとめたセットです。
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B面の歌を聞け「ことばへの扉を開いてくれたもの」
¥990
『B面の歌を聞け』はライターで作家、出版レーベル夜学舎を運営する太田さんがワードで作る手作り雑誌。B面とは、グローバル化した社会で資本主義経済の中で消費して経済を回して、お金を使って人や物の移動をよしとする価値観のなかで、いかに消費社会から逃れるかや自分でなんでもやろうとするDIY精神のこと。取材やインタビューを通じ、そのとき気になるテーマについて考え、B面スピリットを忘れず生きるための知恵をシェアしてくださいます。 4号「ことばへの扉を開いてくれたもの」は「自分のことば」を獲得するとはどういうことか、について考えます。「どれも読み応えがあるんですが、「権力とことば」というタイトルで、お子さんの学校の頭髪検査を廃止させる運動をした経験を語った舟之川聖子さんのコラムが特に印象的でした。 わたしは論理的に話すことが本当に苦手なので、読んでいるだけでその果てしなさに思わず崩れ落ちてしまうというか、とてつもなくすごい時間と体力が必要なことに立ち向かわれたのだなと圧倒されました。伝えることから逃げてしまいがちなわたしには苦い薬のようによく効いたのです。
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B面の歌を聞け3号「歩く、走る」
¥990
『B面の歌を聞け』はライターで作家、出版レーベル夜学舎を運営する太田明日香さんがワードで作る手作り雑誌。B面とは、グローバル化した社会で資本主義経済の中で消費して経済を回して、お金を使って人や物の移動をよしとする価値観のなかで、いかに消費社会から逃れるかや自分でなんでもやろうとするDIY精神のこと。取材やインタビューを通じ、そのとき気になるテーマについて考え、B面スピリットを忘れず生きるための知恵をシェアしてくださいます。 3号「歩く、走る」は移動することと自由についての特集。なかでもぐっと惹きつけられたのが福岡県糸島市で書店All Books Consideredを営んでいる中田健太郎さんのコラムでした。普段自転車移動が多い中田さんがたまに乗る電車で感じたことを真っ直ぐに綴っています。 わたしも最近はもっぱら自転車での移動になり、はじめは体力持つかな?と思ってたんですがむしろ良い。毎日乗るから体力もついてきたんだろうし、自分のペースで目的地に向かって対等の時間が過ぎることで生活に実感が湧いてきたというか、目的地での過ごし方が具体的になる感覚があって。中田さんが伝えてくれた「狭いけど広い、心と体の地図を描こう」って言葉をなんとなくでも体感できているのかなと嬉しくなったりしました。
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夢はマヌエルヒメネスの夢をみる オアハカンウッドカーヴィング抄記 / 山本敦子[LABRAVA] 、 山本正宏[LABRAVA] 、 島田薫
¥2,750
SOLD OUT
メキシコを代表するフォークアートのひとつとして知られるオアハカ州の木彫り「オアハカン ウッド カーヴィング」。その創始者マヌエル ヒメネスのヴィンテージ作品を紹介しつつ、オアハカン ウッド カーヴィングの歴史を追ったタプロイド本。20年以上にわたって数千点におよぶオアハカン ウッド カーヴィングを見て収集した研究の成果をまとめた圧巻の1冊!(特典:ポストカードあり) わたしがオアハカンウッドカーヴィングに出会ったのは大阪・国立民族博物館のメキシコの展示でした。その独特な色づかいとコミカルな表情に心を掴まれまくり!今にも動き出しそうな、唯一無二の造形美があります。(自宅に作品を置きたいけど、どの動物も可愛すぎて決めきれない…)そんなわがままも本誌があれば…:) 『LABRAVA ラブラバ』:東京・吉祥寺にあるメキシカン フォークアートの専門ショップ。 実店舗、オンラインショップ(https://www.labrava.jp)でメキシコ各地で集めた民芸品を紹介しています。
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ふたりたち / 南 阿沙美
¥2,200
SOLD OUT
写真家・南 阿沙美さんによる、はじめてのエッセイ集「ふたりたち」。 友人、夫婦、仕事仲間、親子、人と犬……12通りの「ふたり」の気配を、写真と文章で描き出す。一番小さくて、一番大きな物語です。 南さんの作品集は、「島根のOL」を拝見したことがあって、ナチュラルな表情がとても素敵で被写体との関係性を気付くのがとてもお上手だなと思っていました。 文章を読むのは初めてでしたが、南さんの素直さが言葉にもそのまま現れていて、(あぁ、あの写真を撮る人の文章だ。)と妙に納得したのでした。 わたしが好きだったのが、音楽ユニットを組むご夫婦「いたむらさんと酒井さん」と、ホームレス支援の活動で出会った「上田さんとTさん」。 それぞれのふたりの時間に流れる「ささやかさ」にとっても癒されました。 あまりに素敵な“ふたり”ばかり出てくるので(わたしはこんなに素敵な関係を誰かと築けるのかしら….)と不安になりそうなところ、南さんはこう語りかけてくれます。 自分はひとりだなあ、という人が、さみしくならないような本を作りたかった。 それは、私のためでもあった。 私もひとり。この本に出てきた人もみんなひとりずつ。 誰かとふたりになった時に、またおもしろい自分に出会えるように。 私は、そんなふたりをひとり自分の位置から眺めて、写真を撮って、思い出す。 (本書「あとがき」より) 南さんと作品を読む・みる私たちでもう関係がはじまっています。 そのことに気づくととても温かく優しい気持ちになるのです。 疲れた時、なんとなく寂しい時、何度でも読みたい1冊です。
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整体対話読本 お金の話
¥2,198
SOLD OUT
芸術活動に従事する女性たちと、整体指導者・川﨑智子さんのお金にまつわる対話の記録です。「お金ってそもそも何だろう?」「お金への不安はどこから?」普段は人前で話すことを避けがちなお金の様々な悩みや疑問を、〈芸術 ≒ 整体〉というフラットな視点から見つめます。意識が変わればそれはやがて行動へとつながっていく。心身ともにお金の価値観をときほぐす、全く新しいお金の本です。 わたしがとても頷いたのは「食べるために働いたら食べるために使う」こと、「まずつかんでるものをゆっくり手から離して手を空けとく」という言葉。整体には貯蓄の考え方がないとか。動かし続けること、空っぽでい続けることがお金のあるべき姿、自らの健康や生活の営みに作用していくのかもしれません。 川崎さんの言っていることはわかるんだけど、整体の視点だからかどう自然に体を動かせるようになるのかうまくイメージがわかないなと思うところがちらほら。そして実践するかどうか。これが本当に難しいんですよね。作中で参加者の皆さんが会を重ねるごとに思考が柔らかくなっていったように、わたしたちも繰り返し繰り返し、本を開いて、読んで、選んで、そして実践していく必要があるのだと思います。
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整体対話読本 ある / 話し手:川崎智子、聞き手:鶴崎いづみ
¥2,197
整体の祖といわれる野口整体の指導者である川﨑智子さんが鶴崎いづみさんに呼びかけて始まった、3年に渡り交わされたからだに関する対話を記録した1冊。 会話文なので読みやすく、整体の入門書としてもおすすめです。 話題は、からだを中心にしながら、仕事、子育て、愛、食べること、死についてまで。生きることのすべてに通じた興味津々のテーマがいっぱいです◎ わたしが特におもしろかったのは「つくる人」のお話。川﨑さんの「そうありたいよりも、そうなりたくないものの方はどんどんやめてくっていうのが一つ、楽になる方法だと思います。煮詰まることがないように、体の負担にならないように。」という言葉がじわりと温かくひびきました。ついつい、「やりたいこと」の方ばかりおいかけ何も浮かばないと焦ったりして。そんな時にまさに目から鱗の言葉でした。言葉の意味や、いまの自分の考えに当てはめたりしていると、身体が柔らかくなるような?血の巡りがよくなるような?不思議なかんじ。思考することが一種の整体なのでしょうか。
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家の神さま 民間信仰にみる神と仏【 鶴岡コレクション 】/文・鶴岡幸彦、写真・西岡潔
¥3,300
かまど神・大黒・恵比寿・荒神さん、寝牛に神馬、狐に蚕神……招き猫まで 国宝にも重文にもならず、ススとホコリをかぶった味わい深い木彫りの神さまたち。畏怖よりはほほえましさが先に立つ、どこかとぼけた味わい。仏師の手によるものではない民間神は、素朴でのびやか、そしてユニークです。なんとなくほっとする身近な神さま。知る人ぞ知る貴重な民間仏コレクションを、写真家西岡潔が撮り下ろしました。主に江戸時代以降、昭和初期までの庶民の祈りの対象を約150点収録しています。 時を経て、こんなに素晴らしい本と出会えるとは感無量。個人家屋で保管されていたであろうものが多く一層魅力的。形や表情のユニークさに思わず笑みがこぼれます。そして写真に添えられた鶴岡さんの言葉が良くて……しっかりとした解説から、作り手が不明のものには感想が添えられていて、一言一言から鶴岡さんのやさしい眼差しが伝わってきます。 何度も見返してはその時どきに自分に必要な神さまに祈る、なんて贅沢使いも良いかも知しれない。新しい祈りの形を見いだしましょう◎◎
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堀さんセット(金継ぎ強)
¥3,280
「うるしと漫画とワタシ」と「堀道弘が修繕したもの つくろい」のセット。 「つくろい」は堀さんが金継ぎ部で修繕したものの写真とコメントが掲載されています。 リソグラフ印刷なので修繕品がより味わい深くみえます◎
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うるしと漫画とワタシ / 堀道弘
¥1,980
うるし」と「漫画」ふたつの世界をホリゾンタルに歩む堀ワールドの秘密を、その仕事と生活から探ります。 堀さんは、富山で漆の学校を卒業し、職人としての腕を磨きながら、同時に漫画家としてもデビュー。独特のユーモアを持つ漫画家としての活動を続けながらも、漆による器の修繕を教える「金継ぎ部」を主宰したり、漆の漫画を描いたり、イラストレーターとしても活躍するという多彩、異才の持ち主。 作中では、堀さんの幅広い活動、作品の魅力を伝えるのに、人生の三大師匠(ミュージシャン:ピエール瀧・漆芸家:赤木明登・漫画家:久住昌之)との対談や、友人家族の証言、これまでに製作物や収集品の紹介など、盛りだくさんの内容です。
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偶偶放浪記 / 小指
¥1,980
小指さんといえば、エッセイも面白いんですが漫画も書いていらっしゃる多彩な方。 この作品は旅漫画と旅エッセイがぎゅっとつまっているので、小指さん作品ビギナーの方でも楽しめる1冊です 宿も食事も想定外は当たり前。巻き込まれる奇怪なアクシデント、時代に取り残され失われつつある光景、交錯する記憶……偶偶(たまたま)が偶偶をよぶ不思議な旅の世界、読めばきっとあなたの偶偶を探しに出たくなるはずです。 わたしが一番行きたくなったのは「神津島」。 小指さんたちが伊豆大島に降り立つはずが船を乗り過ごし偶然見つけた島でした。 神が集う島と呼ばれて、今も立ち入ってはいけない聖域や伝説が語り継がれているそうなんです。島の神様のようにそびえ立つ天上山からの景色、見てみたいです◎
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モノとイトナミ -世界の暮らしと文化365- 日めくりカレンダー
¥3,960
一日一つ、モノをとおして世界を旅する日めくり万年カレンダーです。 国立民族学博物館(https://www.minpaku.ac.jp/) の特別協力のもと、世界の人びとの暮らしに関わるモノ366点を、7つのカテゴリーから紹介。 各地の民芸、工芸、生活道具や音楽、芸術、信仰に関わるモノなどについて、厳選された写真とともに、17名の様々な分野の専門家に解説いただいています。 めくりながら、世界のどこかの、見知らぬ誰かの暮らしに思いをめぐらせてみませんか。 <売上の一部を難民・避難民の支援に> このカレンダーの売り上げの一部は、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会(https://www.japanforunhcr.org/) を通じて、世界の難民・避難民支援のために役立てられます。 ◎万年タイプですので、いつからでも、いつまでもお使いいただけます。 ◎プレゼントにもどうぞ(ギフト包装可、備考欄にギフト希望とお書き添えください)
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うみべのストーブ / 大白小蟹
¥880
「うみべのストーブ」は短編7編から成る一冊。小蟹さんの澄んだまなざしでもって描かれた、絵と物語に心が震えます。 わたしが一番すきなのは、「海の底から」というお話。小説を書いていたことがある主人公は、仕事で忙殺される日々を送り、本来の自分がやりたかったことに向き合えずにいる生活者の葛藤を描いた物語です。生活の基礎を築くことで精一杯な時期がありますよね。 最中にいるときは「それだけ」が自分の人生のように思えてきてしまいます。でもきっとそれはただ途中地点で、各々のタイミングでやりたいことに向き合うべきタイミングはくるはず!大丈夫、大丈夫と背中をぽんっとおしてくれるような作品です。
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遠野セット
¥2,860
SOLD OUT
富川岳さんの著書「本当にはじめての遠野物語」と「異界と生きる」のセット販売です。 これで必ず遠野に行きたくなる...!!!
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異界と生きる / 富川岳
¥880
SOLD OUT
「私たちのすぐそばにある「異界」も、入る前は不気味で恐ろしいものと感じるかもしれないが、勇気を持って一歩踏み込んでみれば自分の知らない豊かな世界が広がっているはずだ。」( 本文より) 2016年に遠野に移住した富川さん。きっかけはあくまで「地域活性プロジェクト」の立ち上げで、 遠野物語の存在も知らなければ、三年で東京に戻ろうとさえ思っていたそうで。 新潟ご出身の富川さんが縁もゆかりもない遠野にどうやってハマっていったのか、移住してどんな経験をされたのか、地域の中で生きていくとはどういうことか、独自の民俗学的視点をもって綴っています。 わたし自身、故郷の山口の文化には心が沸き立たなかったのに、秋田の文化にはずるずると引き込まれていった経験があったので、富川さんの機微には共感するところがありました。 地方で何か始めたいと考えている方、日本の文化や伝統に興味がある方、遠野が好きな方ぜひ手にとってみてください。
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自然のレッスン / 北山耕平
¥902
「この本はとりあえずいまの生活をもうすこしましな方に変えたいと考えているひとの役に立つことを願ってつくられました。」こうしてはじまるレッスンはこころ、からだ、たべものの3部構成で、詩(ポエム)としておおらかにわたしたちに語りかけます。 放っておくとわたしたちは不自然な方へすぐ歩いていってしまいます。苦しさを感じた時にページをめくる、背筋を伸ばす、深呼吸をする。特効薬的に持っておきたい一冊です。 でも、どうしたって今の世の中では難しいこともあります。感じるところから試していきたいですね。